【S32 最終614位】ド。-砂鉄の運動について-【ポケモンSV】

はじめに

こんにちは、えびてんです! 
大好きな配信者であるシグマさんの構築を参考に2度目の最終3桁を達成したので、記念に構築記事を書きます!
最後まで読んでいただけると嬉しいです!

 

みんなもぜひ、「シグマ*ポケモン」のチャンネルを登録して、動画をたくさん見よう!→https://www.youtube.com/@shigumapk

 

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構築経緯

前期は《白バド×ミライドン》の構築を使用していた。その中で強く感じたのは、「補助技を上手く活用することで、本来不利なポケモンにも対応できる」ということだ。

次の構築を考えるにあたり、前期のさまざまな構築記事を読み漁っていたところ、前期最終9位を達成したシグマさんの「アンコール×金縛り黒バドレックス」が目に留まった。
ただ、正直なところ、前期1桁という実績に加え、YouTube活動も活発で人気もあるシグマさんの構築をそのまま使うのは、型バレのリスクも大きくどうなのかと悩んだ。
しかし、自分がポケモンSVの対戦に本気で取り組むようになったきっかけが、まさにシグマさんの動画だったということもあり、今回はその構築の軸を参考にさせてもらうことに決めた。

参考元のシグマさんの構築記事→https://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2025/07/03/221207

記事掲載許可いただきました!本当に感謝です!

 

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シグマさんの配信中に当たりました!言うまでもなくボコられました。

 

 

コンセプト

ドーブルバトンを彷彿とさせ、相手の基本選出を歪ませる。

○設置技を複数回踏ませることで相手の体力を削り、裏のエースで詰めやすい盤面を作る。

○特殊伝説2枚(黒バド・ミライドン)での役割集中を見せつつ、真の物理エース・パオジアンの一貫を作る。

○一般的な型とはズラして使うことで相手の意表を突く。

○シグマさんの構築でも語られているように、以下のような関係の構築にする。
 ・ノーマルテラスで黒バドが止まる → ミライドン&パオジアンが通る
 ・地面テラスでミライドンが止まる → 黒バド&パオジアンが通る
 ・水 or 炎テラスでパオジアンが止まる → 黒バド&ミライドンが通る
このように、相手のテラスタル裏目に出やすい三すくみを意識し、選出段階から圧力をかけていけるような設計になっている。

 

 

個体解説

以下、ポケソルテキストを使用しています。

バドレックス

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バドレックス(黒馬) @ たべのこし
テラスタイプ: ノーマル
特性: じんばいったい
性格: おくびょう
197(172)-94-121(164)-185-121(4)-210(164)
アストラルビット / かなしばり / アンコール / まもる

(もともと白バド個体のため、AがVです)

 

前期9位のシグマさんの調整をそのまま使用させていただきました。

https://shigumaaa.hatenablog.com/entry/2025/07/03/221207

 

誰もが一度は考えたことがある、アンコール+金縛りの「ぼくのかんがえた最強技構成」
ただ、これを思いついても1桁を取れるほど極めようと思い、実際に取れる人はシグマさんくらいしかいないです。ほんまに。
テラスタイプは炎や水、悪タイプも選択肢としてあったが、シンプルに黒バドミラーとメタモンがきついためノーマルテラスで続投した。

実際にこの型を使っていて感じたのは、毎ターンごとの「リスク」「リターン」の管理がとにかく重要だということ。
相手がどれだけこちらの情報を持っているのか、そしてその認識にどれだけのギャップがあるのか。この差を意識することで、アンコ金縛りの刺しどころも明確になってくる。
たとえば、初手で黒バドを出しても、相手が「こいつアンコ金縛り型だろ!」と思うことはまずない。そのため、金縛りをケアする立ち回りは基本的にはされない。
しかし、「まもる→アンコール」まで見せると、相手は徐々に金縛りを警戒し始めるだろう。
このように、相手が持っている情報と自分が持っている情報の差異を意識することがこのポケモンを使う上で非常に大切だと感じた。
相手視点では、技を1つ隠しているだけでも、草技やフェアリー技の可能性も含めて選択肢を絞り切れず、行動を制限される場面も多い。
こういった中で、“読み勝ち”ではなく“読みを外しにくい行動”を選べるのが、この型の面白さだと感じた。
シグマさんが結果を残したとはいえ、今もまだ「アンコ黒バド=タスキ」という前提で動くプレイヤーも多く、型の意外性が刺さる場面は多かった。
そして、この型の最大の強みは、“見えてから対応できる”と思わせておいて、実は1ターン遅れた時点で負け筋に入っていること。
まもる→アンコール→金縛り→アンコールと繋がった瞬間、相手のサイクルは一気に崩壊する。
火力だけが黒バドの武器ではないということを、この型は証明してくれた。

選出率2位

 

ミライドン

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ミライドン @ エレキシード
テラスタイプ: みず
特性: ハドロンエンジン
性格: ひかえめ
195(156)-94-120-203(236)-135-170(116)
イナズマドライブ / りゅうのはどう / テラバースト / こうそくいどう

 

HB - +1で特化パオの溶けない氷つらら確定耐え

+1でだいたいの陽気ザシアンのじゃれつく耐え

 

HD - 黒バドの+1アスビ確定耐え

 

C - あまり できるだけ高く

 

S - なんか誰かの上取れればいいなー程度

なにか考えがあったはずだが、忘れた。

 

こちらの技構成もシグマさんの構築そのまま採用。一度は前期に自分が採用していた眼鏡型で採用してみたが、シード型の方が圧倒的に扱いやすかったため、シードミライドンを採用する形に落ち着いた。

特に印象的だったのは、パオのつららに対して水テラスを切り、高速移動の起点にする動き。何度もこの展開を狙ったが、その割に全く怯まなかったため、ストレスフリーで勝ちを量産できた。
黒バドと一緒に組んでいることもあり、チョッキディンルーの被選出率がえぐかった。 このミライドンでしっかり弱点を突けないと簡単にゲームプランが崩れてしまう。そのため、「テラバースト」や「マジカルシャインでディンルーに有効打を持つことがほぼ必須となった。
また、ステロやまきびしで相手の耐久が削れやすい構築であることと、全抜きする上でミライドンは技の一貫を作りづらいという2点から、瞬間火力を重視するよりも、打ち分けできる方がこの構築には合っていた。
なお、この構築では起点作成の2体がS操作を行えることから、高速移動の枠をめいそうに変えたり、持ち物をチョッキに変更する選択肢もありだと感じた。

選出率3位

 

ハバタクカミ

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ハバタクカミ @ カゴのみ
テラスタイプ: はがね
特性: こだいかっせい
性格: おだやか
162(252)-67-75-155-205(252)-156(4)
シャドーボール / ほろびのうた / くろいまなざし / ねむる

 

今回のハバカミは、ドーブルを採用する上で、「型の誤認を発生させるため」の顔採用ただブエナもタスキも余っていないため、ボックスに眠っていたHD黒まな滅び型をそのまま起用した。うちのゴースト枠は黒バドもハバカミも束縛激しめ。
選出率は本当に低い。3回出したかどうか程度。
ただ、選出画面でのプレッシャーや、相手の害悪ドーブル対策に対して意表をつく「置物としての役割」は地味に大きかったと思っている。

選出率6位

 

パオジアン

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パオジアン @ とけないこおり
テラスタイプ: ほのお
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
159(28)-189(252)-113(100)-99-85-171(124)
こおりのつぶて / ふいうち / つららおとし / つるぎのまい

 

HB - 特化ホウオウのじしん2耐え

A4振りディンルーのじしん2耐え

 

HD - ステロ+控えめ眼鏡シャドーレイ、黒バドの+1草結びの乱数がずれる程度

 

A - 特化 HBホウオウやASウーラオスなどを破壊する溶けない氷採用

 

S - あまり ある程度の遅いミラコラ抜き

 

 

本構築のMVPで、つよくてかっこいい最強ポケモン

禁止伝説2体環境なのにその2体すらも軽々と飛び越える破壊力を携えている。まさに厄災。

一度剣舞を積めば、後は上からつららで蹴散らすか、先制技でゴリ押すか、もう好きに暴れてくれれば良い。
中継の黒バドと非常に相性がよく、アンコールを起点に剣舞を積み、そのまま全抜きするという動きが強い。 さらに、ステルスロック+まきびしによってタスキに怯えずに動ける環境が整っており、全抜きエースとして理想的な動きを実現してくれる。
急な炎テラスもつららで怯ませれば問題ない。

参考元であるシグマさんの構築では「かみくだく」採用だったが、今期は白バドの減少+スカーフ炎テラコライドンの増加を受け、「ふいうち」に変更して採用。
ふいうち択に対する苦手意識がなかったこともあり、この選択は正解だったと感じている。

色違いみんなでゲットしよう!

選出率1位

 

ドーブル

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ドーブル @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: ムラっけ
性格: ようき
131(4)-40-87(252)-36-65-139(252)
ひけん・ちえなみ / ねばねばネット / ほっぺすりすり / どくびし

 

なんでもありの起点作成ポケモン
この1体を採用しているだけで選出画面で圧力がかかり、加えて相手視点からはこちらの行動パターンが読みにくいのが大きな強み。

裏のポケモンにテラスタルを譲る都合上、テラスタイプはあえてそのままで採用。初手で血迷って切らないよう、己に【制約と誓約】を課した。

技構成は、起点作成型のテンプレである「ひけん・ちえなみ」「ねばねばネット」「ほっぺすりすり」で、@1に「キラースピン」を採用するパターンが多い中、今回は黒バドとのシナジーを意識して「どくびし」を採用。黒バドの守る+補助技と相性がよく、チョッキガチグマでこちらの黒バドを見ようとする相手にも強く出られる。
実際、どくびしを撒けているだけで攻撃技がアスビしかないにも関わらず、黒バド1体で勝つことも少なくなかった。

一方、この構築は挑発やスピン系の技を一切採用していないため、ディンルーが構築単位でやや重めである。
正直、採用率1位2位を争うポケモンが構築単位で重いのは完全に欠陥だと思う。しかし実際は、「ドーブルに起点にされること」を警戒したのか、初手でステロを撒いてくるようなディンルーの選出自体がほとんど見られなかった。

また、ドーブルに対して初手挑発不採用のグライオンで来るプレイヤーも一定数いた。
ポイズンヒールで眠らないから有利」という理屈も分からなくはないが、胞子+小さくなる型、起点作成型どちらでも普通に起点にされるので、グライオン初手はやめた方がいいと思う。実際、初手にグライオンドーブル対面ができたバトルの勝率は8割を超えており、それがこの主張の裏付けになっているだろう。
※どくびしグライオンだけはやめてください。普通に無理です。

選出率同率4位

 

スナノケガワ

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スナノケガワ @ ブーストエナジー

テラスタイプ: あく
特性: こだいかっせい
性格: おくびょう
187(212)-90-139(172)-142(4)-106(4)-149(116)
 マッドショット / でんじは / ステルスロック / まきびし

 

『この砂鉄は、 古鼎鹿なんかよりも美しい』

 

HB - 陽気コライのスケショ5回+2急所確定耐え

意地っ張りコライのスケショ5回+1急所100%耐え

陽気パオのつらら最高乱数切り耐え

A4振りホウオウの聖炎2回+やけどダメージ2回確定耐え

 

HD - C実数値200の眼鏡ルナアーラシャドーレイ最高乱数切り耐え

 

S - +1で最速黒バド抜き

 

コライドンに強く出られるステロ要因

テラスタイプは、黒バド、ロンゲの挑発とエルフーンのアンコ意識、そしてテラピースが余っていたので悪にした。最後が1番大きい理由です。悪テラはパオに対して1度だけ切ったものの、つららを避けたため本当に意味がなかった。そのため、この構築ではなんでもよかったと感じている。ちなみに、シグマさんの「イダイナキバ」も同じテラスタイプだが、これはリスペクトと見せかけた偶然の産物。

技構成は、この構築のコンセプトでもあるステルスロック、採用理由の軸である「でんじは」、そしてS操作とタスキ潰しを兼ね備えた「マッドショット」まで確定。 なお、マッドショットの代わりとしてエレキネットも候補に上がるが、コライやザシアンへの圧力、また、相手のどくびし撒きに悠長な動きをさせないためにもマッドショットを優先した。@1にはさまざまな候補があるが、「まきびし」を採用。これについては、10万ボルトなども候補に挙がった。特にホウオウや連撃ウーラオスへの対応を意識して検討したが、グライオンランドロスに対してステロしか打てないのは役割として弱いと判断し、まきびしを採用。

なお、両壁やテラバは裏のポケモンとのシナジーがイマイチなので不採用。

Sに関しては、実数値150にすると準速ウーラオスを抜けるが、役割対象のコライドン軸に連撃ウーラオスが入っていることは少なく、さらにスカーフでなければ余裕で上を取れるため、Sを伸ばすよりも耐久に割くことにした。

参考元のシグマさんの構築では、この枠に「イダイナキバ」が採用されていたが、スナノケガワのメリットとしては、

①でんじはを覚える

②まきびしを覚える

③連撃ウーラオスに少しだけ強いフリができるかもしれない

④黒バドの型バレ予防になる

の4つがあげられる。この中でも特に大きかったのは、①と④。

電磁波はS操作技として考えることにより、「Sを2段階下げただけなのに次のターン相手動かねぇんだけど!??」という気持ちになれる。地ならしやマッドショットと違い、交換されてもSが下がったままになるのがまじででかい。ついでにパオのつららと合わせてまひるみも狙える。

次に、黒バドの型バレ予防という点だが、 アンコール+かなしばりの構成は初見殺し性能が非常に高い反面、選出段階で読まれてしまうと機能しにくくなる
実際、シグマさんのレンタル構築を使ってる人と何度か対戦したが、初手に何が出てくるかの予想がしやすい上、バドの金縛りでハメられないように立ち回るだけで負ける気がしなかった。
一方で弱点として、コライの炎テラフレドラを耐えることが出来ないため、相手のコライがスカーフだった場合出落ちしてしまうリスクがある。これまで一度もその動きをされたことはなかったが、もし仮にやられても、その場合は裏のシードミライの起点にできると割り切っている。

選出率同率4位

 

選出

○基本選出

ドーブルorスナノケガワ+黒バド+パオorミライ

 

・基本

ドーブルで相手の素早さを下げつつまきびしやどくびしを撒く

 

・スケショコライドンに見える場合

→スナノケガワ先発で電磁波ステ撒きする

 

・ステロ撒きの2体が刺さっていない or 必要ないと感じたとき

→黒バド+パオ+ミライ

 

・黒バドが刺さっていない or アタッカーの2体が受かっていないと判断したとき

→ステロ撒き+パオ+ミライ

 

・受けル

→スナノケガワ+黒バド+パオ

たまに気分でハバカミを出す。出してもほぼ何もできないが、一度だけほろびのうたが刺さった。

 

 

重いポケモン

・ノマテラ最速ザシアン

ねばねばネットや電磁波を撒けていない状況では、黒バドがザシアンに抜かれているため、逆に草分けの起点にされてしまう展開になり、かなりきつい。それに加えて裏にチョッキディンルーまでいるとさらにきつい。

・裏から出てくるノマテラアンコ黒バド

→こっちの黒バドがSに振り切っていないため、相手のアンコールで主導権を握られてしまう。

こちらのパオとミライがアスビを2耐えしない関係上、一気に不利な択ゲーになってしまう。

 

最後に

 大好きなシグマさんの構築を参考にして、自分なりのアレンジで結果を残せたこと、そしてパラドックスポケモンの中でも特に影が薄いと感じていたスナノケガワにぼちぼちとはいえ実績を残せたことを、とても嬉しく思います!

 ルールが変わってからすでに3ヶ月が経ち、さすがに伝説ポケモンの組み合わせも出尽くした感がありますね。最近は似たような構築ばかりで、正直少し飽きがきています。
個人的には、なんでもありだった1ヶ月目のカオスな環境の方が好きでした。
それでも残り1ヶ月、レギュIの過疎ゲーをみんなで乗り越えましょう!